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高山エネルギー大作戦 関連セミナー

セミナー参加報告 その2

「木を使い切る森からのバイオマス」 

■講師:北海道下川町 環境未来都市部長 春日さん

■概要
「葛西選手の出身地です。
 ジャンプの少年団には13人いますが、みんなオリンピックに出る。本気でそう思っています。」

という話で始まったこのセミナー

誰が無理だと決めるのか、たしかに過去からの積算で考えたら難しいこともあるかもしれない。目標を定め、そこから逆算して、必要なことをやっていけば実現する。


下川町は町の経営基盤と雇用の安定的な確保のため、昭和 20 年代後半から国有林を取得し、欧州の 先進的森林経営に学びながら、3,000ha 以上の森林面積を確保し、循環型森林経営を続けてきた。
その森林資源を、効率よく活かし、いかに「資金化」していくか、先進的な取り組みを含め多くの方策を紹介頂いた。

○ゼロエミッション
間伐材まであますことなく加工し、集成材、円柱加 工、木炭、木酢液の燻煙加工、さらには枝葉からアロマオイルの抽出まで行う
このシステムによる林業・林産業経営は全国的なモデルとされ、国内外からの視察者が絶えない。

○バイオマスボイラーを用いた地域熱供給システム
製材端材􏰀木くず等の森林バイオマス活用によるエネルギー転換にも北海道で最初に取組んでおり、 地域熱供給システムまで整備するなど低炭素化を先駆的にすすめている。公共施設の暖房費の42%をこれで賄う。国の補助もあり10年程度で初期投資コストは回収できる予定。→燃料削減分は子育て支援に充てる。

○住宅づくり支援 (地域材活用、低炭素化)
購入費用を補助

○地域社会のイノベーションのための連携
日系BP環境経営フォーラム、東京都港区、横浜市戸塚区などとの協定締結

○エネルギー自給・集住化モデルエリア開発
一の橋バイオビレッジ構想

○しもかわ森林バイオマス産業戦略特区

○炭素会計制度「炭素本位制」
→木材はCO2を固定、吸収しCO2削減に寄与するため、その価値を認め、その寄与分を売買する 森林資源の価値をお金に換算する一つの仕組み


■所感
ドイツのヴォーバン(集合住宅)、スウェーデンのバイオマス、ヤナギ畑、ドイツの最新式の林業などなど、
海外の事例にあるような仕組み、方法を積極的に学び、国内で実現している点に驚きました。役場に、個人でもとても勉強されている行動力あふれる方がいる、というのが、非常に大きな要因、原動力になっているようです。
加えて、いかに森林資源を資金化するか、という点では、排出権取引のような、新しい仕組みづくり、提案、改革を行っている自治体でした。
おそらく、私も含め、参加者の大半は後半の「新しい仕組み」の話は消化しきれないと思います。
ビジョン、目標を描き、それを実現する手段は過去のしがらみにとらわれず、多種多様な可能性を検討していこうという姿勢、それこそ我々が学ぶべきことだと思います。

目標を描くこと、そして、議論や話し合いに終始するのではなく、実験と検証をしいながら、合意形成していくことで、目標に向かって物事は進んでいく。
ということもおっしゃっていたと思います。

■参考資料
以下の資料には具体的な数値目標も記載されており、目標の明確化の能力の高さが見てとれます。
http://futurecity.rro.go.jp/pdf/torikumi/plan/style1_2_shimokawa.pdf
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高山で家具を作っています。
木の家具づくりと古い家具の修理が大好きです。
毎日勉強させてもらってます。

蔵に眠っている家具ありませんか?!(^^)!

あなたの生活に合わせたデザインや サイズの「あなたのため」の家具を ご予算内で提供したいと考えています。

「木の家具ってやっぱりいいな」
「木の道具ってなんだか落ち着く」
そう言っていただけるよう 仕事をしていきます。
ようこそ
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