高山駅の未来を考える

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高山駅周辺整備事業 市民説明会に参加して来ました。
第二回の19:30からの部は 15名程度の出席者でした。 (少ないな~) 

内容はというと
昭和9年築の高山駅の老朽化に伴う立て替えと、それに付随して駅周辺を整備するという
計画があり、その説明会。

主な内容は下記のとおり。

●事業の内容(一部抜粋)
駅前広場「東口駅前広場」整備
駅前広場「西口駅前広場」新設
JR高山駅駅舎改築
東西自由通路新設
交流広場と駐車場整備
合同庁舎整備

進捗状況の説明の後
自由通路と東西駅前広場の計画について
そして今後の予定という順で説明がありました。

資料はこちら↓
高山駅整備時事業区域図
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<自由通路親切及び橋上駅舎化、東西駅前広場整備の概要について>

整備の特徴として3点あげられています。

・駅西側の利便性向上
・駅施設等のバリアフリー化
・交通結節点機能の強化


説明のあったところで私が気になったところを紹介します。

・駅東広場の整備について
送迎車両の駐車スペースが少ない、歩行者の動線が分断されている、駅中央から出たところのスペースが狭い、というような市民の意見を元に、改善する。
 具体的には、バスの停留所を北にずらし、ロータリーを南にずらし、駐車スペースも5台程度だけど確保する。

意見:要望も的確で、利便性が向上する良い計画だと思います。
   民間の駐車場になっているところを市民に開放することができればとっても便利になるのではないか。

・自由通路について
東西の行き来ができるようにする。現況3000人の駅利用者がいますが、この自由通路の通行者は、17,000人/日を見込んでいる。(おそらくこの数字は西側に交流センターを設置するという話がいきていたときの試算だと思います。)

意見:予想利用者数は、現実的な数字ではないと思います。
暖房コストなどの質問もありましたが、そのあたりはまだ未定のようです。

すでにアンダーパスなど東と西を車で行き来する手段は確保されており、
無理に西側にも入り口を設けて、徒歩での利用者(主に学生や観光客)に西側に行き来できる通路を確保する必要性は少ないと思います。
駅周辺に住んでいる人の行き来、西側から駅を利用する学生の距離が近くなる。ことぐらいしかメリットがないと思います。そういった限られた人のためにお金をかけて作るほどのものではないと思います。

・駅西広場の整備について
バス、タクシーの停留所を設け、250台ほどが止めれる駐車場を併設する予定


●質疑応答
・自由通路は吹き抜けか?冷暖房コストはどのように考えているか?
→吹き抜けではない。ガラスで仕切られている。冷暖房については、未定。
 (ガラス張りは夏暑く、冬寒い。無駄の多い構造だと思います。)

・長期に駐車できるスペースを考えているか?
→未定

・太陽光発電など自然エネルギーの利用の予定はあるか?
→未定

ほかにもあったのですが、自分が質問するのでいっぱいいっぱいであまり詳しく聞けてません、、、

僕は下記の質問をしました。

自由通路の設置は誰の要望か?
→誰とは明確ではないが昭和40年頃から出ている要望です。
(古い話です。改めてその必要性を市民に問う必要性があり、もはや必要とされていない可能性もありますね。)


→バリアフリー化は誰の要望か?
バリアフリー法の対応のため。

(「脚の不自由な地域のお年寄りからの要望。観光客からの要望」というのではなく、その必要性は多いに疑問です。今、階段を上らず入れる1号線に行くのに、わざわざ階段を上り下りする必要が出てくる点、改悪だと思います。
この点、担当の方も認識されており、JRに改札を二つ設けることを要望しましたが、JR側は一つにしたいようです。

バリアフリーを考える上でも、平屋の駅にして、駅横に踏切を設置して、横断できるようにするほうがよっぽどコストもかからず、お年寄りにも優しいと思います。あるいは現状のままエレベーターを設置すれば、足の不自由な人やお年寄りにも快適になると思います。)

・駅舎、自由通路でいう「高山らしさ」とは具体的に何か?
→まずは100年使える、飽きのこないデザインだということ。
 そして高山らしい建物と言えば陣屋、町屋風というのを意識した。木造建築は建築基準法の関係でできないので。

(この答えには、内心驚き、うれしくも思いました。100年使える木造の昔ながらの高山の建築が良いと考えているのですが、担当者も同じような思いを持っているようでした。
でも、今の建築基準法が正しいと考えてしまうと、このようなデザインになってしまうのが大変残念です。
 この建築基準法という壁を乗り越えれば、素晴らしい駅舎の実現が可能だと確信しました。)

・有人改札はなくなるのか?ぜひ残してほしい。
→JR側は有人改札の予定とのこと

・駅舎を見ると、どこにでもある、「ガラス張り、モダンで、木をふんだんに使った駅」という印象がある。
 本当に高山にしかない、観光客が来て良かったと感じ、市民が自分たちの市の玄関口、顔として誇れる駅舎にしてもらいたい。 京都に駅ビルができ、なぜこんなものができてしまったという意見がある。京都の二の舞にならないようにしてもらいたい。




以上のような内容でした。

25年度26年度から計画と工事に着工し、28年度に利用開始予定とのことでした。
まだまだ決まっていない部分も多いようで、自分のやれることはまだまだありそうです。

市民が誇れる、子孫に誇れる日本を代表する駅舎にしたいです。

以下、以前にぼくが計画した駅舎の案です。
まだまだ手直し必要ですが、考えていることが少しでも伝わり興味を持ってもらえればと思うので、
ここに紹介させてもらいます。

古材を使うこと、高山の職人の技術を生かし、木で作ることがポイントです。
古材でなくても、現代の建築基準法を覆し、より良い木造建築と職人技をここから伝えていきたいと思っています。そして、高山のまちなみを保存し、より良くしていく試金石になると思っています。

新しい高山のかお、古民家を現代の匠が駅舎に再生。

計画の背景
・高山駅の老朽化により、建て直しが必要。
・古民家が空き家になり、活用方法がないと、減少していく。
・高山駅は市民にとっても顔であり、旅行者、観光客にとっても目に付く建物であり、そのデザインはまちの景観にも大きく影響を与える。

計画の目的
・高山のかおとして、市民が誇れる駅舎を造る
・子々孫々に長く使える駅舎を造る。

コンセプト
・高山らしい、高山にある素材と技を活かした建物
・高山にしかない駅


計画の概要
・市民から提供を受けた古民家の材料を元に、地元大工が大勢関わり、高山らしい、駅舎を作る。

特徴
・世界でも珍しい古材を活用した駅舎。世界に誇れる木造建築。
・市民の財産、市の財産である古民家が形を変えて活かされる。個人にとっても、大切な財産が多くの人の目に触れることで喜びとなる。
・地元の大工の仕事が増え、経済的な効果もある。技の伝承の場にもなる。
・どこにでもある、押し付けの建物ではなく、高山らしい建物。市民が誇れる駅舎になる。






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高山で家具を作っています。
木の家具づくりと古い家具の修理が大好きです。
毎日勉強させてもらってます。

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