山歩き、木に関心を持つ

先輩の山に連れて行ってもらいました。
「木のことを知るには、山へ行って関心を持って木を見ること」
という先輩の言葉を実践すべく、山に連れて行って頂いた。

高山から車で30分ほど南に行った下呂の馬瀬という地域。

到着後、早速山を登っていく。
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↑広葉樹の森は葉が落ちて、明るいのに対して、杉の森は光が入らず薄暗い。

思った以上の急斜面。一息ついているうちに、先輩はどんどん登っていってしまう。

くり、なら、くるみ、けやき、うるし、はん、ほお、きはだ、ねむ、とち

木の特徴や用途を説明してもらいながら

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娘の椅子

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娘の椅子を作りました。松本の師匠のところを訪れ、機械を使わず作ってみました。

高さ、幅、奥行きなどどれくらいが使い易いのか、サイズ感がわからず、苦労したんですが、
大人用の椅子にも活かせる技を学べたので、とっても良かったです。

板をカンナで作り

 ノコギリで切り

  反り台かんなでアームと座板の外周を削り出し

   クリコギリで穴をあけ
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脚とスピンドル(座板とアームのつなぎ材)用の丸い棒を鉋で削り出し

座をくり抜く、削り出す
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すべての工程が勉強になりました。



たくさんのかんなにお世話になりました。
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作ることが一番の勉強です。

座をくりぬく技を見せて頂き、「40年手で削ってきた技のすごさ」を目の当たりにしました。

材料はヤマザクラとブラックウォールナットです。

肝心の使い手は、よじ上ったり、つかまり立ちしたり
座やアームを撫でたりと気に入ってくれたようです。

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松本修行 明日が最終日

3/18から9日間、毎日が学びでした。

いろんな仕事をして、色んな人が訪ねてくる、この工房とっても、素敵です。

自分は娘の椅子を作りました。
結局、機械を全く使わず手でやりました。
手でやる力をもらえる。そんな場所かもしれません。
機械に比べ、何倍もの手間がかかりましたが、なん十倍も学ぶことがありました。

あと少し、今日も全力でぶつかっていこう。

節約生活をして、車で寝泊まりしていたら、
(質素な暮らしのおかげで学んだことも多かった)
縁あって、
松本の有名な設計士さんの事務所に
泊めて頂いています。

歴史ある建物
図書室には、木、建築、職人関連の本がいっぱい。
身体が冷えきるまで読書の日々。



そんなこんなで、
仕事、人生について思いを巡らす日々でした。

必要なもの、ないほうがいいもの、がよくわかりました。

仕事は、いきるために、そして楽しむためにすることだと。決して、お金のためではないと気づきました。

お金がないと生きていけないのが、都会であり、今の世の中

人の縁、自然への依存があれば生きていけるのが、田舎であり、これからの世の中。

そんなことを感じています。


拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。

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木工芸術スクール生徒として一言

明日が修了式。
明日からが本当の挑戦。

このブログの目的の一つに、「木工芸術スクール」を選択肢として考えている人への
情報提供をする
というのがあった。

個人的なことが多く、学校の様子をあまり伝えれていなかったので、
振り返りを兼ねて、
これから入学する人へのメッセージも含め書いてみることにします。

・とっても素敵な先生がいます。
 思っていた以上に、知識・経験の幅は広いです。
 でも、とても優しい先生です。
 やる気を出して、ぶつかり、質問し、作りたいものをアピールしていけば
 あなたの挑戦を応援してくれるはずです。
 保守的に見えますが、先生は優しいので、無謀なチャレンジに対しては
 ストップをかけます。
 それを乗り越えて、どんどん挑戦していってほしいです。
 もちろん、素直に聞き入れる謙虚さも大事だと思います。

・1年という限られた期間のため、先輩達と会う機会がない。
 でも、先輩後輩のつながりは、本人の勉強のため、学校の発展のため、ひいては木工業界の発展のためには
 必要なことだと思います。
 僕の場合は、縁あって、先輩達と会うことできました。
 もっと関係を深めていって、在校生の刺激や手助けになれればいいなと思っています。
 もし、興味が有れば、遠慮なく連絡ください。
 
・何もしなくても暮らしていけるので、甘えるのは簡単。
 雇用保険など、お金をもらいながら勉強できるチャンスです。
 とっても素敵なチャンスだと思います。
 ぜひ活かしてください。

・高山という地域は、木工に携わる方が多く、学ぶには良いところだと思います。
 学校だけに留まらず、どんどん教えを請う姿勢が良いと思います。
 後継者のいない、木工の先輩がたくさんいます。(これは大きな問題だと思っています。)

・他の学校との比較?
 僕の場合は、高山に来たかったので、「たくみ塾」か木工芸術スクールかで悩みました。
 でも、家族もいたので、お金をもらえる学校にしました。
 たくみ塾を卒業して活躍されている方も多く、私塾として「たくみ塾」が
 果たしている役割は大きいと感じています。

 他に、上松、品川の訓練校はあ、自分が学びたいことを学べる環境のように思いました。
 (他の学校は検討していません。)
 特に上松は、生徒のHP(卒業生含む)で知らない技が紹介されていることが多く、
 また卒業制作の作品のレベルも高く、魅力ある学校だと思いました。
 縁があって、上松の生徒と知り合うことができ、学ばせてもらうことは多かったです。

 個人的には、高山、上松ともに良い学校だと思います。

 フラッシュの家具製作を学びましたが、その中で改めて「無垢の木を触りたい」という
 想いがどんどん強くなっていきました。
 無垢を扱いという点では。上松(特に木材造形科)のほうが、
 色んな材料を使えたりで、恵まれた環境だと思いました。
 上松では、ろくろを扱えますし、イスを作れます。
(高山では、今年はできなかった(やらなかった?)です。0
 業界の経験者が多いのも上松でした。高山では、少なかったです。

 でも、高山でも、無垢を扱うことは可能です。
 最初の製作はフラッシュの書棚でしたが、2作目は無垢のちゃぶ台、3作目も框組みで無垢と同じ構造の 飾り台、4作目は無垢で、ウレタン塗装もしないスツールとしました。
 結論としては、フラッシュをやって良かったと思います。
 フラッシュを作ってみることで、自分のやりたいことがよくわかってきました。

 通常のフラッシュについては、どうしても面白くなかったので、今後、積極的にやりたいとは思わないですが、
 杉やヒノキの間伐材を心材にして、化学的な接着剤を使わない板をはり
 自然素材のフラッシュができないかな、と考えています。

 学校を決めるには、
 卒業作品展に行ってみて、自分の作りたいものとあっているか、
 学校を訪ねてみて、先生が素敵か
 を見てみるのが良いと思います。

 そして学校を決めたら、あとは
 何を教えてもらえるか
 ではなく
 何を学びたいか、どこに向かいたいか、何を実現したいか
 そんな気持ちが大事だと思いました。
 
 振り返ればとても充実した1年間でした。
 この28年間で最もたくさんの人に学び、最も充実した、最も幸せな1年でした。
 次の1年もまたそうして振り返れる、そんな1年にしたいです。

 これからは失業保険に頼らず生きていく訳ですが
 食うこと、そして家族と一緒に過ごすこと
 これがベースで、その上に自分の仕事があると思っています。

 高額の給料をもらって、都会で暮らしていた僕が
 稼ぎは少なくとも、健康でおいしいものを食べて
 家族と楽しく暮らす。大好きな木に関わり、楽しく働く。
 そんな生活を実現すれば、
 もしかしたら、誰かの後押しができるかもしれない。そんなことも考えています。
 
 家族、先生、先輩、友人
 この1年は、新しい素敵な出会いが多々ありました。

 振り返れば感謝しか思い浮かびません。
 本当にお世話になりました。
 どうかこれからも温かく、そして厳しく見守っていてください。

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研ぎ


なんとか3月中に研ぎを上達しようと心に決めてた。
先日、砥石の減りかたを意識しながら研いでたら、
とうとうできた。
砥石にかんなが張りつく状態。

まだまだではあるけど、一つの進歩の目安だと
捉えている。

少し真っ直ぐ研げるようになった。

刃先の耳を滑らかに落とし、
刃先線を真っ直ぐ、
緻密に研げるようにより一層励んでいく。

今月、師匠に会いに行くときに、恥ずかしくない道具に仕込むぞ!


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退官のお祝い

お世話になった先生が定年を迎えられた。

学校になくてはならない存在なので、
引き続き学校には残ってくれるとわかり、一安心。

同期の協力と卒業生の協力のおかげで、
無事に先生の区切りをお祝いできたと思います。


先生、本当にお疲れさまでした。

自動車整備という異分野から木工に入った人なので、知識の幅が広く
素人のできない気持ち、わからないポイントがよくわかる。
そんな素敵な先生です。

何かと、「機械のほうが正確、機械でやれば速い」
といじめられるのですが、
そのたびに、「手でやろう」と思わされます!

機械より下手くそなわけにはいかず、
何回もやり直す羽目に。

でも意外に、温かく見守り応援してもらってます。


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技能作品展 終了

おかげさまで、技能作品展が無事に終了しました。

ご来場頂いたみなさん、ありがとうございました。

色々悩んだこともあったけど、
成功だったと思います。

個人的には、
書棚の評判が良かったことが、うれしかったです。

「何をしまうにも使える」
「間仕切りにも使える」
「奥行きが使いやすい」
という声を頂きました。


構造は単純ですが、使い勝手が一番大切で、想いを込めて作れば、
伝わるんだと感じました。
ちゃぶ台も年配のおじさんに誉めて頂きました。


手元に残した家具もあり、それは使ってみて、
より良い形を作る参考にしたいと思っています。

会場で、お話したかたで、「ブログ見てます。」と言われびっくりしましたが、
うれしかったです。


展示会の経験や一年の学校生活で、課題も見えてきたので、
今後、より良い形にしていけるよう、後輩にも伝えていきたいな~、と思っています。

残り少ない学校生活。
自分のため、後進のため、何ができるか、
精一杯のことをやって、巣立ちます。

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ごあいさつ
高山で家具を作っています。
木の家具づくりと古い家具の修理が大好きです。
毎日勉強させてもらってます。

蔵に眠っている家具ありませんか?!(^^)!

あなたの生活に合わせたデザインや サイズの「あなたのため」の家具を ご予算内で提供したいと考えています。

「木の家具ってやっぱりいいな」
「木の道具ってなんだか落ち着く」
そう言っていただけるよう 仕事をしていきます。
ようこそ
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