証言・町並み保存

足助、妻籠、小樽、角館、内子、函館、石見銀山
古い町並みを守った事例と、それを実践した人々の智恵がつまってます。

元気もらえました。
智恵を分けてもらいました。




証言・町並み保存証言・町並み保存
(2007/09)
西村 幸夫、埒 正浩 他

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町並み保存のリーダー像
という一節がありました。

第一に、町並み保存のリーダー達には、ほかの組織の有力なリーダーと同様に、人間的な魅力がそこかしこに満ちあふれているということである。ある人は情熱的であり、ある人は沈着冷静である。
(中略)
さらに活動においていつも前向きであり、楽天的である。一緒に活動したくなるような、その人の喜ぶ顔が見たくなるような、そのためについ仕事をやってしまいたくなるような、活き活きとした躍動感とバランスの良さを、すべてのリーダー達が保持している。
そしてなによりも誠実な人柄がすべてのリーダーに共通している。インタビュー全編を通じてひしひしと実感できるのは、こうしたリーダーたちのふるさとに対するまっすぐで暑い<おもい>である。

引用以上

なるほど、
精進しよう。
町並み保存のリーダー、にないたいわけではないけれど、
人任せにしたくないし、なによりまちを守りたいので、必要があればやるまでです。

「証言・町並み保存」
図書館で見つけた本です。
図書館にもまだまだたくさんの出会いがあるもんだ。


椅子職人―旭川家具を世界ブランドにした少年の夢

旭川の家具を世界ブランドにした長原さんのことを書いた本です。

「旭川は木材のまち。いままで外国のまねごとであった家具類を郷土に適した製品にしなければならない。旭川家具を世界的水準にまで高めたい。」
そんな思いを胸に、東京でも学び、ドイツの家具工場でライン生産を目の当たりにし、日本の家具業界の遅れを痛感したそうだ。

職人が、今までのものを作り続けてきたのに対して、
もっとデザインを取り入れた家具を作っていかなければ。とも言っていました。

故郷旭川で北欧の家具を作り、東京で、北欧の半値で買える家具として顧客層を掴み、
旭川の家具を世界的なブランドにした方です。

家具職人としての個人の思いを実現し、旭川の家具を変えたこと。
なんだかとても刺激されました。
自分にとっては、「飛騨の家具を変えたい。」そんな思いを実現させる。おっきな夢を与えてくれる本でした。


「木工職人―飛騨高山民芸家具を世界ブランドにした青年の夢」

そんな本が出版される日が来るのを夢見て。




椅子職人―旭川家具を世界ブランドにした少年の夢 (ノンフィクション・ワールド)椅子職人―旭川家具を世界ブランドにした少年の夢 (ノンフィクション・ワールド)
(2002/12)
川嶋 康男

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人生がときめく片づけの魔法

この本すごいです。
・理想の生活を描く
・捨てる
・ものを定位置におく

捨てる基準はそのものに愛着があるかないか。

手始めに本の整理を始めたら、捨てられました。
でもそれ以上に、愛着のあるものに囲まれている幸せを感じられたことが大きい。
母から借りて通読しただけですが、
この本は間違いなく良いです。Amazonのレビューの数もすごい。

ノウハウ本は色々ありますが、
行動を変えようとするのではなく、
考え方を見直してみる、
そうすることで行動なんて簡単に変わります。

「愛着が持てるかどうか」
素敵な基準だと思いませんか?
愛着を持ってもらえる家具作りをします!


人生がときめく片づけの魔法人生がときめく片づけの魔法
(2010/12/27)
近藤 麻理恵

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この本を読んで
ふと思ったこと

本当に必要ではないものが世の中には増えた。そして自分の家の中にも。
そういうものを捨て去るだけで、すごく幸せになれるんじゃないだろうか。
食うものに困らないという前提で、
ものを持たなければ持たないほど幸せになるのではないか、そんな仮説を立ててみた
都会での生活を捨てただけで、
得たものが多すぎてそう思うのだろうか。
でも何かを失うことは、何かを手にするチャンスなのだと思う。


椅子と日本人の身体 矢田部 英正 著

先日触れた 矢田部氏の著書
「椅子と日本人の身体」について
もう少し詳しく紹介する。

どうも人に伝えられる文章にならないので、どうしようか迷いましたが、
心動かされた文章、自分ではうまく言えない「思い」を言葉にしてくださっている文章
があったので、引用して紹介しようと思う。特に赤字部分は良いです。


(以下引用 赤色付けは当方。→以降に当方コメント追記)

医者と学者とメーカーが結託して、ひとつの理論で支配しようとすると、経験的な歴史の上に積み重ねられた繊細な技術は、それが「言葉にならない」という理由で時代の波に呑み尽くされてしまいかねない。実際問題としてクリエーションの最高峰の技術というのは、およそ言葉を超えた感覚領域でみなしのぎを削り合っている。その技術があまりにも繊細であったがために、あるおおざっぱな合理主義に呑み込まれ、すべてが経済効果へと還元されてしまうような世界の風潮に対して、もはや悲鳴にも近い危機感を察してこの研究をはじめた。

 →なんだかすごくよくわかる「動機」。同じようなことを感じている。

とりあえず現在の専門家に共通の見解は
「同じ姿勢を長く保つのではなく、姿勢を自由に変えられること、」つまり「動きの自由度を確保することが重要だと考えられている。
椅子に長時間座ったときに人は姿勢を様々に変える。したがって座った人の自由な姿勢の変化を妨げないように、「背もたれ」や「坐面」に動きを持たせるべきである、という考え方に落ち着いている。
これも椅子を設計する上での着眼としては重要なことなのだが、何か根本的な問題を見落としているような印象が筆者にはある。

 →人間工学。疑ってみる価値はあると思う。 少なくとも、人間工学よりも 遥かに優れた身体感覚は存在する。


「正しい姿勢ひとつ取れないで、自分の身体を自由に使いこなす努力もしないで、どうして心地よい椅子など作ることができようか」


 →同意。もっと身体に目を向けてもらいたい。みな、自分の身体に対して非常に適当で無神経だと感じることが多々ある。

デンマークでは学校の椅子にかなりの予算を割いているらしい。しかもその理由というのが素晴らしいのである。
「いい椅子を使えば子どもたちの姿勢が良くなる。彼らは健康な大人へと成長する。そうすれば医療費の削減につながる。だから学校の椅子には予算を惜しまない。」
と文部大臣が言っていたというのだから、わが国の役人たちとはずいぶん意識が違う。
 →学校の椅子はひどい。心地よい物ではない。加えて、皆が真正面を向いており、両端の生徒は常に身体を捻った状態で話を聞いているのも、身体には良くない。大学のように先生の方向に机と椅子を向ける方式が望ましいだろう。

とくに経済性という価値が優位にはたらくと、機械化を進め、人件費を削減することによって、ものつくりに人間の「手のはたらき」が関与する余地は大幅に縮小されていく。もはやこの段階では、生産者と消費者との直接的な交わりはほとんど生じなくなり、いわゆる顔の見えない物づくりの領域ができあがる

 →顔の見えない物づくり、プロセスの見えないモノに関しては大きな危機感がある。誰が造ったか分からない野菜、何を食べて育ったかわからない肉、どうやって生まれたかもよくわからなあい遺伝子組み換え食品・・・


どんな作り手にとっても新たな物を産み出すことにはおおきな悦びがある。エスキースの空想段階から、素材の選定、物が形をとってく製造過程にも全身で実感できる悦びというものが存在している。経済的価値に支配されて、つくることの悦びが機械に奪われてしまうと、何よりも物から「魂」が抜けていく。

 →つくる悦び。まさにこれが自分が求めるもの。そして子どもたちや多くの大人に伝えていきたいことでもある。

人間の労働が時間と金銭にしか還元されない価値観のなかでは、もはや「魂」という品質は存在の基盤を失ってしまっているのだが、実はその品質を産み出すものこそが、物に永遠の豊かさ添えるつくり手の「身体技法」なのである。

 → 自分が追い求めてきた「身体技法」 と 「魂」が ここでつながった。

私たちは作品を通して仕事と出会い、仕事を通して人物と出会い、その人物を動かす何か「おおきなもの」の存在と出会う。しばしばつくり手は自分で創っていながら、実は自分が造らされていることを知っている。
あらためて思うに、大切なことは自己表現でも、作家の思想でもない。「ありのままのものをありのままに見ること」、その目がしっかり養われれば、何をどう造るべきかはあらかじめ定められていることがわかる。その「妙見』を授ける「おおいなるもの」を永遠に超えられない「自己」というものを自覚したときに、この身体のなかにも「おおいなる自然」がはたらいて、みずからの内に所作として宿る「自然の妙」を発動させる技術の所在をつきとめることができるにちがいない。

 →おおいなるものに動かされている感覚がある。また、この締めくくりの文章が、自分の未来を暗示されているようにも感じる。


(引用以上)

柳宗悦氏が進めた、民芸運動にも通じる
矢田部氏の心意気を感じずにはおれません。

散文・乱文失礼しました。

ぜひこちらもご覧下さい。

矢田部英正氏の「武蔵野身体研究所」HP


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高山で家具を作っています。
木の家具づくりと古い家具の修理が大好きです。
毎日勉強させてもらってます。

蔵に眠っている家具ありませんか?!(^^)!

あなたの生活に合わせたデザインや サイズの「あなたのため」の家具を ご予算内で提供したいと考えています。

「木の家具ってやっぱりいいな」
「木の道具ってなんだか落ち着く」
そう言っていただけるよう 仕事をしていきます。
ようこそ
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